十勝屋ブログ [TOKACHIYA]
 
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スローフード街道 (イタリアンレポートVol.3)

イタリアではチェーンレストランをほとんど見ない。

マクドナルドでさえ、ミラノとローマで1件づつ駅の近くに
見た位で、ほとんど旅行者や観光客らしき人が利用して
いる程度だった。
フィレンツェを歩くと、タイムスリップした感覚にさえ陥る。
フィレンツェ以外でも、新しい建物もあまり見なかった。
歴史と共に、時を重ねている国なのだ、と感じた。

だから、食べ物も新しいものを早々簡単に取り入れたり
せず、自国の食べ物を大切にする。
その考えは、「自国イタリア」を更に掘り下げ、「地域」
の食事スタイルを重んじることへと及ぶのだ。

slowfood.JPG

 

ピエモンテのブラ。
スローフード発祥の地である。

スローフード協会の本拠地があるレストラン、“オステリア
ボッコンディーノ”へ足を運んだ。

石畳のブラの街は、通りが狭い。
通りに面した、各玄関の入り口を覗くと中庭が広がる。

boccondivino.JPG

昼下がりのとても、気持ちのいい風景の中で、昼食を。
伝統のピエモンテ料理を、おなかいっぱいになるまで、
ゆっくり、ゆっくりとデザートまでたどり着く。

ピエモンテのデザートは、パンナコッタが有名。
それならばと、どこのレストランに入っても、私は
パンナコッタを食べることに決めていた。

その、数々。
pannacotta_barolo.JPG
pannacotta_bra.JPG
pannacotta_pollenzo.JPG

そこに行けば、それを食べろ。

日本でもありますね。

札幌 → ジンギスカン
仙台 → 牛タン
大阪 → お好み焼き
香川 → うどん
博多 → 博多ラーメン

書き出せばキリがないですが。。。

でも、札幌でだって、牛タン、お好み焼き、うどん、そして
きっと博多ラーメンだって食べられるだろう。
どこに行っても、同じものに出会える。

それはとっても、便利なことだとは思う。

今回イタリアでこんな出来事があった。

シチリアで、「ジェノベーゼのスパゲティが食べたい。」と、
言ったとき、レストランの店主から、
「ここをどこだと思ってるんだ?ジェノベーゼが食べたい
 なら、ジェノバに行って食えよ。」
と言われた。

地元の料理を自信を持って、食すこと。
そして誇りに思うこと。
この店主からは、こういう情熱を感じた。


もしかすると日本は便利さとは引き換えに忘れてししまった
ものも、あるのかもしれない。

だからこそ私たちは、
日本には日本に合った形はあれど、
「地域」の自信と誇り、情熱を伝えて行きたい。


おいしいパンナコッタ。
十勝のおいしい牛乳でも再現をしてみたい。

 
by 十勝屋||Trackback(0)|Comments(0)
 
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