十勝屋ブログ [TOKACHIYA]
 
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お店のこと
 
 
トウキビと夏の思い出

今年もここ銀座に、十勝からトウキビが届きました!
眺めていると、遠い少年の日のことを思い出します。

夏休みのたびに私は弟と2人、小樽の蘭島という小さな町にある祖母の家に泊まっていました。
幼い頃からぜんそくで体が弱かった私のため、両親が「海風は身体に良いから」と行かせてくれました。

そこで私は弟と一日中遊び回っていました。
海で泳いだ後は、祖母が作ってくれたおにぎりと麦茶、そして採れたてのトウキビの塩ゆで。何よりのごちそうでした。

小学5年くらいだったと思いますが、それまで「危ないから」と、子供だけでボートに乗って海に出ることを許さなかった父から、「弟と2人で行ってこい」とOKが出ました。
男として認めてもらえたような気がして、うれしかったのを覚えています。

不安とワクワク感が入り混じった気持ちで櫓(ろ)をこぎました。
少し沖に行くと、巨大生物のように揺らめく海藻がボートにまとわりつくかのように漂っていました。
弟は「怖い」と泣きそうに。
私は「何ともない!」と強がって見せていましたが、本当は私も怖くて泣きそうでした。

1時間ほどの私の処女航海は無事に終わりました。
にぎわっていた海の家や焼き貝の香り、真っ黒に日焼けした監視員の名物おじさん−。
十勝から届いた「トウキビ」は、そんな夏の思い出も一緒に連れて来てくれました。

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「美食探訪」銀座でおいしい北海道

旅行会社クラブツーリズム(東京)が主催する食事イベント「憧れの美食探訪」の会場として、十勝屋がクローズアップされました。
5年ほど前から毎年行われているイベントは「東京にいながら郷土料理などを堪能できる」という触れ込みでレストランや老舗料亭、話題の店を巡るというもの。

北海道の旬の食材を提供する十勝屋も数年前から会場に選ばれているんですよ。
今年はクラブツーリズムのサイトで動画まで紹介された効果もあり、7、8月の全席が完売したんです。「反響がすごいので、9月にも追加日程を組んでもらえないか」と担当者から相談されたほどです。
飲食店がひしめく東京・銀座では、本当にうれしい限りです。
年配のお客さまも多く、この企画に必ず来てくださる常連のお客様もいらっしゃるんです。
迎える私たちも必然的に気合が入ります。

食事会では、十勝屋の支配人が十勝と地元産食材の素晴らしさについて話し、料理長と私が料理、ワインの説明をします。今回のワインは先日逝去した丸谷金保元池田町長への哀悼の意を込め、「十勝ワイン」をセレクトしました。
来店されたお客様が「今日は楽しかった」と、笑顔で帰る場面。
それは私たちにとって幸せを感じる瞬間です。

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出会いに感謝

高校卒業後、札幌のホテルに入社した私を待っていたのは、皆がそうであるように、社会人としての厳しい洗礼でした。

最初に配属された中華レストランは、腕利きの職人集団。
地元のみならず、わざわざ東京からお越しになる常連客も多かった繁盛店で、接客や電話応対、お客さまの顔・名前・嗜好(しこう)など、覚えることも目白押しでした。

完売したメニューを注文され、「あいにく売り切れました」と答えると、「それで終わるの?代替品をお薦めするのがあなたの仕事でしょ」と、お客さまに指摘を受けました。敬語もしどろもどろの電話応対では、「君では話にならないから上役を出しなさい」と叱られました。後片付けも要領が悪く、そのたびに先輩に注意されました。

疲れ果てて寮に帰ると、酒に酔った先輩に「お前と一緒の部屋にいるやつが気に食わない」と、いきなり殴られたこともありました。

退職を決めた入社3カ月後の夜、寮に帰ると、母からの小包が届いていました。中には私の好物と励ましの手紙が・・・。部屋で一人、声を上げて泣きました。

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商品は熱意で変わる

ここ東京では毎年、定期的に大規模な新商品の展示会や品評会が開催されています。

国内外の自動車やIT関連など、ジャンルはさまざまですが、飲食業界関連のイベントも行われています。
そこで気付くのは、やはり決め手となるのは売る側の「熱意」ということです。

各出店ブースには、お国自慢を意識した産品、他県との差別化・地元愛をうたった物などが所狭しと並べられていて、試食をすると それぞれそのクオリティーの高さに毎回驚かされます。

その一方、ややもすると商品が画一化され、何となく商品にしてしまった感のある物も目に付きます。

出店者の面々もさまざまで、生産者自らが率先して来場者に声を掛けているブースもあれば、営業マンが業務の一環として何となく担当しているように見えるところもあります。
せっかくの商品も売る側の姿勢一つで印象が大きく変わってくるのだと思います。

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未来を信じて歩み続ける

「念ずれば花ひらく」−。これは仏教詩人、坂村真民(しんみん)の名句です。

仕事において、私にもこの瞬間が3年前に訪れました。
私が敬愛してやまない料理人の斉藤一昭さん。
20年ほど前、彼は当時私が勤めていた銀座のホテルにやって来ました。
「厨房(ちゅうぼう)は厨房、ホールはホール」という、妙なセクショナリズムがはびこっていたレストランで、そんな狭義にとらわれず働く彼の目は、常に「お客さま」を見ていました。

喜ばれる料理を作るため休む間も惜しんで厨房に立つ彼の姿。
「こんな人と、もっと一緒に仕事ができたらどんなに幸せだろう」と思いながら月日は流れ、いつしか互いに全く別の道を歩んでいました。
それが20年の歳月を経て、運命の巡り合わせと多くの方々の尽力のおかげで彼とまた、この「十勝屋」で仕事をする機会をいただけた。

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目的をもつ。ということ

今から30年ほど前、上司に無理を言い、米ロサンゼルスにある飲食店を2週間ほど訪れる機会がありました。その店は上司の幼なじみが営んでいました。

オーナーは高校卒業後、土木作業員として働きながら日本で資金をため、憧れの国・アメリカに渡り店を立ち上げたそうです。
職場でその話を聞いた私は、居ても立ってもいられなくなり、「ぜひ会いに行きたい」と上司にお願いしました。

そこで働いていたのは中国人とベトナム人の青年、そしてメキシコから来た15歳の少年の計5人ほど。繁盛店の舞台裏である厨房(ちゅうぼう)の忙しさは相当なものでした。

メキシコの少年の夢は、自身もアメリカで飲食店を開き、当時内戦状態だった祖国から両親を呼び寄せること。
ベトナムの青年もアメリカでシステム・エンジニアとして成功し、両親に楽な暮らしをさせたいという夢を持ちながら働いていました。

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出会いにワクワク

全ての出会いに感謝しながら、今年も新しい年の幕開けを迎えました。出会いは「人」だけに限りません。「本」「映画」「音楽」など、人生の中でその人の目をキラっと輝かせる全てのものです。その人の心に深く刻まれて、ときに心の支えに、そして礎となっていきます。

 私の場合、最初のそれは音楽でした。父がいつも聴いていたクラシックの名曲の数々。小さい頃、体が弱かった私は暇さえあれば部屋で一人、父が持っていたレコードを聴いていた。今でも好きな曲を聴いていると心が癒やされ、静かな力が湧いてくる。母が読んでくれた「本」もその一つです。童話「幸福の王子」は、子供心に「人に尽くす」ことの尊さが心に残りました。

自然が織り成す「風景」もしかり。
一昨年、会社の研修で訪れた清水町の「十勝千年の森」。
目の前にある丘に思わず駆け上がると、太陽の光を浴びた木々の葉が神々しいほどの光を放ちながら風に揺れていました。
アイヌの人々が「神」を感じる気持ちが分かるような気がしました。

「十勝屋」には年間延べ1万5千人以上のお客さまにご来店いただいています。
お迎えする店の仲間たち、毎日届けられる食材の数々、小さな店ですが実に多くの人たちに支えられています。
今年はどんな出会いが待っているのか。いくつになってもワクワクしています。

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「会話」は食事のメーン

「食事のメーン・ディッシュは何だと思う?」

銀座のホテルに勤めていた20年ほど前のある日、一緒に食事をしていた総支配人から唐突に聞かれました。

「もちろん、おいしい料理にワインでしょう」。意気揚々と答えると、「何も分かっていないな。会話だよ会話! 食事やワイン、サービスマンはそれをサポートする大切な脇役だよ」

人それぞれ、食べ物にまつわる思い出は必ずあるものです。
最近、「十勝屋」が人気テレビ番組「出没! アド街ック天国」(テレビ東京)で取り上げられました。
それからというもの、予約の電話がひっきりなしに鳴り続け、驚くほどの盛況が続きました。
誠にありがたいことです。

番組で紹介された十勝名物「ラクレットチーズ」「コーン炒飯(チャーハン)」は、飛ぶように売れています。
炒飯は家庭から中華料理専門店まで扱うポピュラーなメニューですが、「カレー」と同じようにそれぞれの味があります。
私の場合、炒飯と言うと、ある職人の顔が思い浮かびます。

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北海道研修〜折笠農場へ〜

私は、月に1回以上は十勝に帰る機会がある。
本社が十勝だから、仕事をしに帰るのだけれど、
やはり故郷の土地に帰るということは、どこか安心するものがある。

十勝出身じゃない人はどうなんだろう。

十勝屋のスタッフで東京出身のスタッフを今月は2人十勝に連れてきた。
研修という目的で。
普段使っている食材の故郷へ!

7月の頭に十勝に訪れた。
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ワイナリーズディナー

4月9日に、山梨県の勝沼にある“まるき葡萄酒”さんとコラボした
イベントを行いました。

〜春の北海道食材とワインのマリアージュディナー〜

北海道食材は、今はアスパラがはしり。
温かくなる春の訪れと共に、どんどんおいしい食材が出始めています。
そんな春の喜びを楽しむことが出来る食材を使ったフルコースに
山梨県の老舗ワイナリーにご協力いただきまして、
マリアージュディナーを開催しました。

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当日の様子の動画をアップいたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=TWiLIZB6wBM

 
 
 

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トウキビと夏の思い出(08/12)
「美食探訪」銀座でおいしい北海道(07/22)
出会いに感謝(07/01)
商品は熱意で変わる(05/13)
未来を信じて歩み続ける(04/29)
 

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